設備投資などの時に判断基準に用いられる管理会計の指標を計算するアプリです。
どういうときに使えば良いの？
「正味現在価値 NPV」は資金を複数のプロジェクトに振り分け、トータルの額で判断する場合に重視すると良いとされています。
「内部収益率 IRR」はプロジェクトが単独で動いている場合に役にたつとされています。
どちらの評価方法も得意な面と不得意な面があります。
たとえば
銀行から金利５%で１００万円の融資してもらい、それを投資した場合、
１年目に５０万円
２年目に３０万円
３年目に３０万円
４年目に１０万円
の収益があるとします。
この投資案件の正味現在価値は １７．６５です。
今の１００万円は投資すると１１７．６５万円の価値があることを示します。
また、この案件で４年後でも同じ１００万円の価値、つまり利益が０になる金利はIRR（内部収益率）になります。
この場合のIRRは０．０９７７９２．．．です。約９％の金利であればマイナスの投資にはなりません。
回収期間は何年目に投資額を回収できるかを表示します。
注意してほしい点
このアプリの「正味現在価値 NPV」と「内部収益率 IRR」は小数点第３位を切り捨てて表示します。上記の例の場合、０．０９７７９２．．．ではなく、０．０９と表示されます。
IRRはニュートン法で計算されています。